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攻守のバランス

勝負事には必ず攻め時がある。
攻め時があるということは守ることが基本になる。しっかり守れてこそ、思い切って勝負に出ることが出来る。しっかり守れないで勝負するのは無謀だ。昔は、戦い、もしくは戦うための予行訓練として行われていたスポーツも、ある意味で勝負だ。守りの弱いヤツに勝ち目はない。さらに、戦う熱い心と風を読む冷静沈着な心も必要だ。自分の中に諸葛孔明と劉備玄徳の二人の才能が求められる。
冷静になるには普段の生活から気をつけなければならない。ゆっくりした物腰の中から生まれる俊敏な動き。スローテンポからクィックテンポへの変調。字もゆっくり丁寧に書く。歩くのも、自転車に乗るにも、食事をするにも慌てない習慣をつけたい。
 何事においてもバランスが大事で、つまりは相反するものを釣り合うところで見つけて要領よく運んでいく能力が卓越したバランス感覚だと言える。江戸時代に天秤棒を担いで重たいものを難なく運んでいく人夫、重たい俵をひょいと担ぎ上げてしまう商人、今にも沈みそうなくらいの荷を積んだ船の船頭の器用な舵取り、彼らのような生活の中のバランス感覚は名人芸を超えていた。さらに日本には美しい自然がある。四季の移り変わりへの対応は日本人の感性を豊かにし、文化、芸能、建築、料理などあらゆる分野で芸術の域まで高める源泉となった。
 太古の昔から培われてきた日本人のバランス感覚は過去の歴史の中でも脈々と伝えられ、アジアだけでなくヨーロッパ、アメリカ、さまざまな国の文化や伝統、政治経済に至るまで見事な融合を見せ、繁栄をもたらした。いかなる国とも宗教観の違いや、文化風習の違いによっての諍いはなかった。さまざまな日本の危機的状況、壊滅的局面をも日本人のバランス感覚で切り抜けてきた。
  しかし、ここ20年日本人のバランスが崩れてきた。グローバル化の波とともに大量の情報、海外資本が流れ込み、自分の足元も見ずにバブルに踊らされた。ゆとり教育に惑わされた。偽装、粉飾が当たり前のようになって日本人全体のモラルも低下した。いったん崩れたバランスを取り直すのは大変な作業である。それとともに、中国、ロシア、北朝鮮を初めとする近隣諸国の経済力、軍事力の台頭、欧米の経済の疲弊で世界のバランスも大きく変化している。現民主党政権ではその変化の対応に追いつかず右往左往している状態が続いている。

「人間、起きて半畳、寝て一畳」
どんなに贅沢をしてみたところで人ひとりが出来ることは限られている。どんなにおいしいものを食べても食べられる分量はだいたい決まっている。どんなに広い豪邸に住んでも人、ひとり寝るには一畳もあれば十分だということだ。アメリカ社会のように、誰かが極端に利益を上げれば多くのひとが貧困にあえぐことになる。日本には歴史、伝統がある。わび、さび、そして清貧を尊ぶすばらしい精神文化が日本人の根底にはある。
 オペラ歌手は一般人と比べて肺活量が特別に大きくはない。一般人よりゆっくり長く息が吐ける。真実は見かけと違うことが多いからおもしろい。息を吸っているときは力が発揮できない。重たい物を持ち上げるときは「せーの」だとか「いち、に、さん」と息を吐き、みんなで息を合わせる。日本人も今年は息を合わせてバランスを取り、世界の中で息を吹き返したい。
  さあ、いよいよ入試シーズンに入ります。試験日が近づくと誰もが不安になる。その不安に打ち勝ってこそ合格の喜びがある。不安になるのは守りきる自信がないからだ。自分は最低限これだけはできる。冷静になって我を忘れず落ち着いて問題と向き合う。相手がどのくらい手強いか見極めて勝負の駆け引きをする。弱そうだからといって油断は禁物。そこに心の隙を作ってはいけない。思わぬ落とし穴が待っている。
手強い相手からはあまりダメージを受けたくない。ダメージは最小限にとどめ、少なくとも相手の弱点を突きたい。
攻守のバランスを整えて最後まであきらめず粘って勝利を勝ち取ってきて欲しい。




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