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茶の間文化を見直せ~日本再生の幕開け

明治維新から日本は西欧文明を盛んに取り入れ、追い続けてきた。西洋風の建物、西洋の食文化、ファッション、音楽、美術、医学、教育、経済そして思想、ありとあらゆるものが西欧風になっていった。西欧の文化はすばらしいと次第に多くの日本人がそれに盲従するようになり、それが盲信へと変わっていくのにたいした時間はかからなかった。
西欧文化を学ぶことはいいことだ。しかし、それが自分たちの文化にきちんと合うようなな形で受け入れなければいつかどこかで生態拒否反応がでて危険な状態を招きかねない。日本は明治以来140年以上にわたり、中央集権国家を目指し富国強兵政策をとり官僚主導の下で発展してきた。特に太平洋戦争後からはアメリカの背中だけを見て追従し、アメリカだけに従順に耳を傾けてきた。
日本とアメリカの文化の違いや考え方の違いをあまり考えずにアメリカの文化を鵜呑みにしてきた結果、日本は大きなダメージを受けた。経済的にはアメリカ型の大量生産、大型消費をもとに大型ショッピングセンター、巨大ショッピングモールの出現、その陰で市街地の商店街は衰退した。まるで都市、地方の格差、貧富の格差社会の縮図を見るようだ。

2009年8月30日、ほぼ55年にわたって日本の舵取りをしてきた自民党政権が民主党に政権を明け渡した。多くの国民が変化を望んだ。民主党はアメリカとの外交を重要視しながらもアジア外交を重視していくことを表明している。それに対してアメリカ側では懸念しているが日本が米軍基地問題、アメリカとの軍事協力など大きな路線変更を計る契機になる。
本当にアメリカに盲従していていいのだろうか?結局、アメリカは日本以上に格差社会であるし、それが行き着いた結果がリーマンブラザーズに続くビッグスリーの危機的状況である。景気がいいときはいいだろうが、いったん景気が冷え込むと巨大店舗はダメージが大きい。その点小さい個性的なお店は小回りが利く。生き延びることができる。氷河期を迎え巨大な生物が絶滅していったのと似ている。地球温暖化が進み、二酸化炭素排出が大きな問題となりエコが世界的に注目を浴びてきている現在、日本の伝統的な住居、商店街、教育、食事が見直されていることはもちろん、技術革新の面でも省エネでは世界をリードしている。

日本は技術や科学、医学といった分野の導入を急いだあまり、西洋の文化もまるで切り花のように移植してきてしまった。土壌が違うのだからまず土を馴染ませる必要があった。それを文明開化とか欧米化といって嬉々としていた時代が長く続いた。例えば住宅も西洋風になり、キッチン、ダイニング、リビング、それに個人のベッドルームが造られるようになった。
日本ではリビングやダイニングなどをすべて兼ね備えた茶の間というものがあった。そこでは家族がいつもテレビを見たり、話をしたり、各個人が本や新聞を読んだり、子供が宿題をしたりする公共の場でもあってしかも個人の場にもなった。いつも家族の顔が見えて、具合がいいとか悪いとかもすぐ分かるし、どんな勉強をしているかも見えていた。親戚や近所のつきあいもあからさまに子供に伝わるから自然にいろいろなことが茶の間で学べた。テレビも一台であるから当然、親が主導権を握り子供は否が応でも大人の世界を垣間見た。
ところが、その茶の間文化を西洋風の建物が一掃してしまった。個人主義が成熟していない日本人に与えられた個室はまさに百害あって一利なしのホワイトエレファントになってしまった。「個室(子供部屋)は見た目はいいし使い勝手も良さそうだ。なにしろ、西洋風で個人の自由を重んじているからうちの教育方針は正しいんだ。それに自分のことは自分で責任を持ってやれるようになるし子供のためにもなる」そう思って親はかなり高額なお金を払って立派な家を建てる。それこそ、それが機能して子供がかなりの時間をリビングで過ごし、家族といろいろな話をしてから自分の勉強や睡眠のために自分の部屋に行くならまだ頷ける。

ずいぶん前のことになるが、高校生の時アメリカの高校に留学していたとき自分の部屋を与えられた。英語なんてそんなに簡単に話せるわけもなく、家族で食事をとった後は逃げるように自分の部屋に行きたいと思った。しかし、留学生のルールとして食事の後は必ず食器の洗いの手伝い。学校であったことを何でもいいから家族と話し、宿題があるときもなるべくキッチンやダイニングで家族の見えるところでする。自分から家族の仕事を必ず与えてもらい家族の一員に認めてもらえるように最大限に努力せよ。どこかで偶然、日本人と会ったときでも日本語は禁止、すべて英語で話すことが強制された。もちろん、日本の家族へ電話するなんてことは絶対できなかった。それはすべて家族になるための配慮だった。家賃を払って食費を払うならアパートと同じ。残念ながら今の留学生の多くは、せっかくのホームステイもお金を払ってアパート住まいと同じ暮らしをしている。



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