スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新しい教育

日本が敗戦後、高度経済成長の波に乗って欧米諸国を必死で追いかけていた時代はバブルの崩壊とともに終焉を迎えた。言われたことを忠実にこなし、つまり文部省が用意した指導要領にそって教師がお手本を示し、それをきちんと覚えた者が優秀だと判断され、あらかじめ用意された答えを忠実に復元できることが求められた。そういう人間を大量生産することが教育の目的で、そのまま日本の国力に繋がった。

しかし、時代の流れとともに技術革新が進み、皮肉なことに日本人が研究開発したロボットが日本人のお家芸を奪った。今では、伝統工芸職人仕事だけが日本人に委ねられているが、それも時間の問題だろう。1977年から大学入試に共通一次(現センター入試)が採択され思考過程よりも結果、より速く、より正確に求められた正解を出すのが教育の基本となった。

2011年3月11日、信じられない光景が映像に映し出された。マグニチュード9.0震度6強の地震が東日本を襲い、その直後の津波、それに引き続いて福島原発問題。これらはすべて想定外の事象がもたらした結果だろう。想定外、つまり正解がない状態での中で解答を導かなければならない。それは国内だけでない、海外でもこのことは大きく取り上げられて地震、津波による惨状だけでなく、原発によるさまざまな被害が自国に及ぶことを懸念している。

先日、ご父兄との面談で大学、及び高校入試の形態が変わってきていますと申し上げた。データ(資料)を見て自分なりに考えて解答を出す問題が増えています。それでも、模範となる正解は用意されてはいるが、記述力や思考力は問われている。その問題が入試の合否を決定することになるでしょう。ゆとり教育は「生きる力」を看板に推進されてきたが、日本人にもはやそんな余裕はなく「生き残る力」が必要になった。企業でも自社の存続のためには日本人を経営陣のトップに置くことは念頭にない。それは世界のどの企業でもとっくに行われてきていることだ。日本の大学を出たからといってなんのアドバンテージも受けられない。英語くらい話せて当たり前、できればもう一カ国語、話せなくては世界で通用しない。海外に一歩出てみると分かる。

学習する内容も時代に合わせて優先順位を刷新しなければならない。古代史、中世史よりも近代史、現代史、現在の各国の政治情勢、経済情勢。なぜならそれらは密接に結びついているだけでなく微妙なバランスの上に成り立っているからだ。少しはお笑い番組やバラエティー番組を減らして世界の投機マネーがどこからどこに流れているのか、日本の金利がなぜ世界に比べて著しく低く抑えられているか、日本はどういう国家を目指せばいいのか考えてみたらどうだろうか。日本の国債が破綻してハイパーインフレが起きてからでは笑ってばかりもいられない。

これまでも、日本に憂慮すべき問題が山積されてきた。年金問題、医療福祉問題、累積赤字問題、地方分権、高齢化という人口の波の変化の対応、それらもすべて正解がない。正解がないからといってそれらを先送りにしてきてしまった。正解はなくても解答はなんとか導き出さなければならなかった。マークシート方式、○×方式で育てられた官僚にはできなかったのかもしれない。日本だけでなく世界でも、知識ばかりのつまった頭でっかちの人間の集団より、眼前の命題を迅速に解いていく能力、それを現実の行動に移していけるリーダーシップの取れる人間が求められている。




納得するまでの学習BAU福田塾
http://www.baufukuda.com/index.html
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

BAU福田塾

Author:BAU福田塾
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。