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石垣、西表への旅

4月2日,火曜日。早朝3時起床。3時30分にBAUを羽田に向かって出発。総勢15名を乗せたバスはまだ暗い関越を走り抜ける。今回の旅で年齢の違う生徒が互いに協力し「自然との対話,共存」を理解し体験する。いままでに経験したことのない冒険の旅になるだろう。

冒険の旅
勇気を持って
漆黒の闇夜を抜け
希望を持って
一条の光をめざし
未知の体験を喜び
未見の知識を尊び
生きる喜びを知る
これを人生という

5時30分頃に羽田に着く。自分がはじめてアメリカに旅立ったのもこの空港だった。その時はとてつもなく大きく感じた。どの航空会社の航空機に乗ったのかも分からなかった。
ANAのカウンターでチケットをもらい機内に預ける荷物の手続きを済ませそのまま搭乗口へ行く。搭乗口は26番ゲート。6時55分那覇に向かって羽田を飛び立つ。
石垣空港に着いたのは午後1時をちょっと回ったところだった。レンタカー会社に行って予約しておいた8人乗りのバンを2台借りようと思った。すると東京の旅行代理店からの連絡が不備でバンがないという。なんとかできないかと交渉してどうにか10人乗りのバンと5人乗りのディンゴを借りることができた。旅にはハプニングがつきものだ。
それから石垣全日空ホテルリゾートへ向かう。5分くらいで着く。ホテルでチェックインをすませ各自の部屋へ別れる。沼田先生が駐車場からなかなか来ない。何をしてるかと思えば車がバックギアに入らず悪戦苦闘していた。結局レンタカーの人が来て入れるコツを教えてくれた。なかなか入らないで入ったと思ったらトップで少しずつ前進していた。
ホテルの部屋はまあまあ広くていい部屋だった。各自荷物を解いてから海へでる。天気があまりよくなく曇りがちだと聞いていたが,たまたま陽がでてきた。「曇ったり,雨が降るともう泳げないかも。」と言ったらみんなビーチにでてきた。ビーチには誰もいなかった。海の水はまだとても冷たく感じた。みんな大騒ぎで泳いだ。ワイルドな集団だった。
大浴場で温まったあと,2台で石垣市内へくり出す。みんなお腹をすかしているらしくお寿司がいいとか,ラーメン,八重山そば,どんぶりもの,いろいろ意見が出たが結局バイキングになった。
コーヒーゼリーにアイスクリームを乗せたデザートをつくって食べた。それが一番おいしかった。みんなにもつくってあげた。喜んでいた。美枝ちゃんがタンを食べ過ぎてあとでお腹が痛いと言っていた。


2日目
朝食バイキングがついたのでみんな早起きしてまたものすごい勢いで食べていた。洋食,和食。取り混ぜて食べていた。みんな元気だ。
一休みしてから次の日に行く予定の西表島へのフェリー乗り場を下見に行く。ホテルから5分くらいのところだ。8時30分の大浦港行きに乗る予約を取る。それから車2台で北の方へむかう。しばらくすると唐人墓地,そして黒糖工場に着く。黒糖工場で黒糖,ちんすうこうなどのお土産を買う。ヒデがサトウキビの茎を10本くらい買っていた。
さらに北へむかっていくと灯台に着いた。御神崎灯台だ。とても眺めがよく,このあとに向かう底地ビーチも見えた。みんなして写真を撮った。ヒデが,興奮して,崖のぎりぎりのところまで降りていた。
底地ビーチへ行く途中,夕立になった。午後二時を回っていたが,みんな興奮していて,お腹がすいたのも忘れていた。底地ビーチは,石垣で一番きれいな海ということだった。雨がざーっと降ったりやんだりしていた。どうせ濡れるんだしってことで海は少し冷たかったが,みんな泳いだ。またしても海には誰もいない。ワイルドな集団となった。
ヒデが,ウミヘビを見たというので,みんなで,でっかい騒ぎをした。雨もすっかり上がって青空がのぞいた。それから,バーベキューになった。沼田先生が料理長となってみんなの指揮をとった。炭を燃やす姿が似合っていた。まさに食の男だった。武藤と福田先生は買い出しに行くことになった。近くにスーパーがあると思ったが全然なく結局,市街地まで戻ってしまった。周りを見たら泊まっているホテルがすぐ目の前だった。サンエイというスーパーで魚,肉,油,紙皿,コップ,塩,こしょう,えび,お茶など買った。
グルクンという赤い魚だった。地元では有名で「沖縄の歌」に『ぼくはグル君』というのがあるということを後で知って驚いた。
やっと,バーベキューが始まったが,ものすごく火力が弱い。みんな,半生のまま食べていた。ちびっ子がすごい勢いで食べていた。最後のメインのえびがでてきたときは,もはや,火力との闘いになった。いま考えると,3~5人用の炭で,よく,15人食べれたもんだと思う。3時間も時間をかけたバーベキューは,初めてだったがとても楽しかった。
穴を掘って炭をいれ,火をおこし火力が弱ければ風を入れる。炭の割り方も工夫する。キャベツを切って入れるものがなければキャベツの葉を利用する。火が弱いなりにみんなで工夫して協力する。魚も自分たちでさばく。エビの殻をむく。いかを切る。生きた学習だ。
魚も火を通せば赤い色が焼き魚の色になり,エビも火を通せば透明色が赤みを帯びてくる。いかも火を通しすぎると固くなる。すべてが新しい発見となる。
小さいものから食事をさせ先輩があとからいただく。みんな仲良く火を囲んだ。自分の自我を抑えることで全体の調和をとることも先輩達は分かってきている。だんだんとリーダーの資質が備わってきたなと感じる。
完全に火の始末,ゴミのあとかたづけを済ませみなでホテルに帰る。途中スーパーに寄って各自必要なものを買う。明日はいよいよ西表だ。

3日目
朝6時ちょっと過ぎに起きてみんなもう朝食をとっている。今日も元気そうだ。7時50分にホテルを出て石垣港に行く。予約しておいたチケットを購入して40分ほどで大浦港に行く。途中すごく揺れた。9時ちょっと過ぎに大浦港に着くが出迎えのバスがまばらにあってどうしたらいいか考えた。そうこうしているうちにすべてののバスが出ていってしまった。
浦内川観光に携帯で連絡すると通常の路線バスに乗るはずだったらしい。なんとか車で来てくれることになった。人数が多いのでどうするのかと思ったら一台がワゴン車,もう一台が軽トラだった。高校生と石井ちゃん,ヒデも軽トラに乗った。軽トラの荷台で大騒ぎだった。
浦内川は思ったよりも大きくこんなに大きい川をカヌーで下れるのかと思った。20分ほど遊覧船で川を上りそこで「マリュウドウの滝。カンピレーの滝まで行って来てください。」と言われた。12時までに戻ってください。時計を見ると10:30。通常の速さで往復90分かかるところだ。ということは速く行かないと滝に行って見学する時間がないということだ。ヒデ,中田,美枝ちゃん,石井ちゃんを連れて先頭に立ってどんどん歩く。歩くというより早足だ。ジャングルの中は大きいシダや見たことのない植物群がわれわれを迎えてくれた。なんとか往復時間を70分に短縮して20分ほどマリュウドウの滝で過ごせた。そこは日本の滝100選に選ばれている滝だ。滝壺は丸くて映画でレオナルドデカプリオが無人島で飛び込んだ滝壺に似ていた。
沼田先生がどっかでジャンプして転んだと幸那と沙代が大騒ぎをしていた。昨晩BBQのあとテニスをして脚にきたらしい。
弁当を食べたあといよいよカヌー下りだ。二人組でペアを組んでカヌーを漕ぐことになった。8キロの川下りだ。カヌーが転覆しないことだけを祈って,川へくりだした。ガイドさんがとても親切で詳しく説明してくれた。川の支流に入ったりした。沼田先生が,「この川の水は淡水?」と聞くと,「いや違う。汽水。」という短く鋭い返答が返ってきた。福田先生が小林先生に似てると騒いだ。確かに似てた。体型もひょろっとしてた。約半分の地点でカヌーから下りて休憩をとった。ジャングルの中に入っていった。20センチにもなる毛虫や八重山サソリがいるらしかった。中田が興奮していて,大騒ぎしているとガイドさんが,「これじゃイリオモテヤマネコは出てこない。」と嘆いていた。そうしたら帰りの道で中田が転んでだ。沼田先生が大喜びで笑っていた。自分だって山で転んでたくせに・・・。(武藤)
残り半分の道のりを出発した。相変わらずガイドさんは一生懸命説明してくれるが,聞き慣れない植物の名前ばかり連発するので,何が何だか分からなくなってきた。途中ヒデが,身体を揺らしながら漕ぐので,カヌーから落っこちた。一緒に乗っていた福田先生は,無事だった。ガイドさんが,「このへんは小型のサメがいる。」というようなことを言ったのでヒデがものすごく慌てて,すごい勢いで福田先生のところまで泳いできたが,福田先生はというと,一生懸命カヌーを漕いでヒデから逃げていた。そのうちにまたガイドさんが,「昔はこのへんに,ワニもいた。」というようなことを言ったので,ヒデはもうパニックだったが,どうにか,カヌーに乗ることが出来た。
そうしているうちにまたカヌーからおりて,今度はマングローブについての説明を受けることになった。オヒルギ,メヒルギ ヤエヤマヒルギと,3種類の名前を言われたが,どれがどれだかよく分からなかった。沼田先生が,「これは,オヒルギ?」と聞くと,「違う,ヤエヤマ」というまた鋭い返答が返ってきた。沼田先生もよく分かってなかった。安心した。マングローブはカニのすみかで何匹か見ることが出来た。
無事に8キロの川下りを終えた。みんな日に焼けたが,中でも沼田先生は,よりいっそう赤かった。最後にみんなで写真を撮った。とても貴重な体験が出来た。
フェリーに乗ってホテルに戻り7時からホテルのバイキングを食べる。そのバイキングがとてもよかった。新鮮な寿司,石垣牛のステーキ,カニ,魚,お造り,サラダ,ケーキ,アイスクリーム,コーヒーなど中味が充実していた。みんな最後の晩餐を心から楽しんだ。
本当にエキサイティングな旅だった。

みんな一緒になって大騒ぎをしてとても楽しい旅でした。どうしたらみんなが楽しく過ごせるか一人一人が考え,そして行動できた旅となりました。誰かがお腹が痛いときは面倒を見て,熱が出たときは真剣に看病しました。そしてよくなったときはお互いに笑顔で向き合い本当の友情を感じあえました。旅の前にはみんなで沖縄のことを研究発表していろいろなことが分かりました。沖縄の自然,地理,歴史,文化。それに基地問題。簡単には理解できない面もありますが実際に足を運んで得た知識や経験はとても応用のきくものとなります。
昨今,不登校やいじめ,さらには犯罪の低年齢化が耳目を集めていますが沖縄の青空の下,みんな最高の笑顔を見せてくれました。一回り大きくなって帰ってきました。


納得するまでの学習BAU福田塾
http://www.baufukuda.com/index.html
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