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ソメイヨシノ

ゆとり教育の失敗をとうとう文部科学省が事実上認めた。崩壊してしまった小中学校の授業体系は簡単には改善されないだろう。崩壊してしまったのは学校だけではない。同時に家庭も地域社会もさらには日本の政治経済も国際社会も崩れ始めている。まるでダムの一カ所にひびが入りそれがどんどん周り全体に広がっていくようだ。一つがゆるむと次第に全体に波及していく。
最近では回転ドアに子どもが挟まれて死亡するという痛ましい事故があった。公園でも遊具で子どもが指を切断する事故もあった。回転ドアにも公園の遊具にも何らかの原因があるだろうがその前に母親や父親がきちんとそれらの危険性を子どもたちに教え認識させておかなかったのだろうか。子どもに対する親の責任が十分果たせているのだろうか。病院の待合室や静かに食事をいただくべきレストランなどで異様なほどにぎやかにしている子どもを放置している母親が多くなった。公園でも母親同士で話に夢中になって子どもから気持ちが離れていることも多い。
桜の木は通常ソメイヨシノといわれるがこれは江戸彼岸と大島桜の雑種で花が葉に先立って咲き、明治初年東京染井村の植木屋が売り出したことで知られている。もう一つの特徴としてはソメイヨシノは種子からは育たず接ぎ木からしか増やすことができない。成長は早いが寿命が短いといわれている。現在、日本全国のソメイヨシノの70%以上が衰弱し枯れかかっているといわれている。
これは日本の風俗文化の西欧化と似ているように思える。明治維新以来一途に西欧の文化、技術を取り入れようと務め,とりあえずその成果は高度経済成長とともに開花した。しかし、それは日本の文化の上に接ぎ木されたものだから成長は早いが短命であったのかもしれない。ここにきてソメイヨシノとともに接ぎ木社会は限界に来た。アメリカから与えられた憲法も、年金も、教育制度も、諸々の点で寿命が来ている。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉に反して青森県は桜の木を剪定してきたのだそうだ。りんごの木を切る技術を桜の木にも応用し、思い切って桜の木の枝を切った。さらに根の部分まで掘り起こして腐りかけた部分を丁寧に削り健康な根だけを生かした。その結果、青森県のソメイヨシノは樹齢100年を優に超えるものが数多くある。今多くの県が青森県の林野庁に応援を求めている。
日本の社会も今大胆に剪定をしなければならないラストチャンスを迎えている。ゆとり教育も個性重視をうたいながら野放図に容認してきた。実際に伸びたのは責任のない自由な精神で今度はそのつけを自分で払ってくださいとばかり「自己責任」という言葉が大手を振りだした。行き詰まった日本経済や政治不信、若い人たちに暗い未来を残すことは許されない。

古来,日本はジパング(マルコ=ポーロの東方見聞録で中国の東1500浬の海中に存在する黄金の島として紹介された)といわれ文化の終着点で最高の融合を見せ、世界有数の独自の文化発展を遂げた。そのためには西洋からシルクロードを通じ悠久の時間とともにすこしずつ文化が融合した。西洋の狩猟民族文化も東洋の農耕民族文化に昇華された。
先日の「題名のない音楽会」でイギリスのロックグループ、クイーンズの名曲「WE WILL ROCK YOU」は典型的な狩猟民族のリズムで狩猟に出かける時に槍を天に向かって突き上げるリズムだと紹介されていた。それをテンポを少しずらすだけでなんと農耕民族の手拍子のリズムに変わるのだ。
食生活も着るものも確実に西欧化したがそれでは表面的な変身に過ぎない。心も入れ替えるくらいの変心がなくては独自のものとは言えないだろう。人間は成長するために自分を変心させてくれる人やできことに遭うのではないだろうか。


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