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日本が消えてゆく

昔なつかしい日本の風景がどんどんなくなっている。見ているだけで涼しくなるような小川のせせらぎ、曲がりくねった土の道、ちょっと探せばバッタやカマキリなどすぐに見つかった。少しばかりの小遣いで買える餅菓子ややきそば、ラムネ、ちょっとした遊び道具もところせましと置かれている駄菓子屋も子どもの憩いの場だった。大人の世界とは違う子どもの世界が確実に存在した。それは大人からは侵されない子どものルールにのっとった特別な神聖な領域だった。子どもはその領域から社会をのぞき、少しずつ大人の世界に近づいていった。さまざまな経験を通して子どもなりに衝撃を受けとめ、時には好奇心で目を丸くし、時には傷ついて目をはらしながらゆっくりと確実に成長していった。
最近、凶悪犯罪の低年齢化があまりにも多くてどこのどの事件だか混乱してしまうほどだ。そこで必ず登場するのが携帯電話、メル友、ダウンロード、出会い系、インターネット、チャット、ホームページなどの子どもの世界とは考えにくいものばかりだ。さらに24時間営業のファミリーレストランやコンビニの存在も大きい。大人でもうっかりすると危険な領域になりかねない世界に子どもが全くの無知、無防備な状態で飛び込んでいく。子どもの顔はしていても心はもう十分に侵されているのではないだろうか。
1.29。ご周知の通り現在の日本の出生率だ。年金問題ももちろん日本人にとって大きな問題であるが、そもそも日本人がどんどん減っているということに根源がある。おそらく日本もアメリカと同じように移民を受け入れざるをえなくなり国籍不明の多民族国家の道を辿るのだろう。何年か後には本当の日本人がいなくなり日本人保存会みたいなものができるかもしれない。日本語も不十分な小学校低学年のうちから英語、英語とさわがれているとどうしてもコロニーイングリッシュを想像してしまう。「言語の滅びるところ民族も滅びる」アイヌ人の言葉だ。もっと日本語を大切にして日本の文化に誇りを持っていくような方向に進めないのだろうか。英語教育もただ低年齢化すればいいという単純な発想にしないで現行の教育法を考え直した方がいいと思う。
今、中学校では英語や数学などの教科で習熟度別のクラス分けをして授業をしていくことが多くなった。確かにその方が授業の進行はスムーズになり教師の方はやりやすいだろう。

多くの進学塾や予備校でもAクラスやSクラスといった能力編成をしている。いつからすべてが能力主義、結果主義になってしまったのか。その結果、他の教科もすべて能力別になりはしないだろうか。個性豊かな人格を育てるといいながらそれぞれの部屋に入れてクラスを分けていくやりかたはりんごやみかんの選別に思えてしかたがない。
得意、不得意があるからおもしろいしそれが人間らしさではないだろうか。先にできた生徒がちょっと遅れた生徒を助ける。同級生だけでなく先輩も後輩に教える。そこに人間関係が生まれコミュニケーションがとられる。将来につながる豊かな人間関係が構築されるのではないだろうか。思いやりの気持ちや連帯感を育み、生徒の人間関係も案外簡単に見て取れる。陰険ないじめの第一歩も打ち消すことができる。教師ひとりの力でクラス全体を支えるのは無理だ。クラスの雰囲気をよくしてみんなの連係プレーでクラスを運営していかねばならない。それが日本のやり方だと思う。
目先の欲、結果に捕らわれて安易な道を選ぶのは危険だ。能力別クラス編成の学校より通常クラスの学校の方がいい成績がとれたというおもしろい結果が出た。時には真剣なまなざしで考え、時には笑えることができたりするライブハウスやミュージカルのような授業がいきいきとしていて魅力的なのだ。
沖縄県石垣島出身のビギンというグループがいる。「涙そうそう」という曲(作詞は森山良子)を作り夏川りみという女性歌手が歌っている。沖縄の島歌をイメージして作曲したそうだ。彼らの歌う歌にはどこかなつかしい、そして失いつつある日本のよさが響き渡る。


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