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イチローに学ぶ

シアトル・マリナーズのイチロー選手(鈴木一朗)が大リーグのシーズン最多安打記録を更新した。その数262本。各メディアはイチロー選手の記録更新を一斉に報じ「歴史を塗り替えた」と最大級の賛辞を贈った。
イチロー選手が海を渡ってアメリカに行ったのは2001年だった。日本では7年連続首位打者、年間最多安打210本などのプロ野球記録を打ち立てていたが、大方の前評判は「本場の速球には通じない」「3割打てれば大成功」といったものだった。ところが1年目に最優秀選手、首位打者、新人王、盗塁王を総なめにした。2、3年目も3割、200安打以上をキープしメジャー屈指の1番打者になった。

常に探求心を忘れない姿勢
イチローのバッティング技術に関する探求心はすさまじい。バッターボックスは彼にとって最高の実験場であり投手の投げるボールが絶好の実験材料になっている。バッティングという行為を通して彼はほんのわずかな、数ミリの誤差をも感知するような触覚を身につけた。
アメリカに渡ってから日本にいる時のバッティングフォームの改造を余儀なくされた。それまで大きく弧を描いて上げていた右足をまっすぐすっと上げるフォームに変えてバットを何度も振った。鏡の前の素振りと試合での実践を何度も繰り返しながら自分の感覚と実際の感覚を重ね合わせる作業を繰り返した。妥協を許さない探求心がイチローを支えている。「自分は当たり前のことをしているだけです。なぜみんなが自分を天才と呼ぶか分かりません。」彼のコメントは素っ気ない。
シスラーの記録を更新した直後のインタビューで次の目標を尋ねられて彼は言った。「次のヒットを打つことです。まだ終わりじゃないですからね。」

他人の期待から決別する
イチローは他人の評価をあまり気にしない。だから失敗しても落胆しないし成功してもあまり喜ばない。彼が意識しているのは自分自身のプレーが満足のいくものであるかどうかである。どんな局面においてもイチローが自分を相対評価することはない。
「他人の評価ほど気まぐれで無責任なものはない。そんなものに一喜一憂しているようでは決していい結果は生まれないですからね。」他人の評価を気にしている人間は無意識に失敗を避けるようになり弱腰になる。自分が考えている「最高の自分」を発揮することに全力を尽くす。雑念にとらわれず自分の姿を見失わないことだ。彼は国民栄誉賞をまたも辞退した。イチローらしいと思った。

難局を乗りきる
イチローは高校を卒業してドラフト4位でオリックスに入団した。入団して2年間ファーム(2軍)で過ごした。自分のバッティングフォームを貫き通した。みなが寝静まった深夜11時から1時まで毎晩一人で練習した。1999年には彼の打率は2割2分3厘まで下がったこともある。マリナーズに行ってからも2001年オールスター後21打席連続ノーヒットだったこともある。何をやってもうまくいかないこともある。そんな状況をますます悪い方向に向かわせるのは悪い結果に過剰反応してしまうからだ。平常心をもってベストを尽くせていれば事態は好転する。記録更新を目前にしてイチロー選手はデッドボールを2度受けた。しかし、彼は平常心を保ち、そのあとボールにひるむどころかボールに立ち向かいヒットを打った。中日の落合監督によればスランプになったらまず規則正しい生活を心掛け、睡眠、栄養を十分にとるようにすることだという。

独自の哲学を持つ
中日を監督就任1年目にしてセ・リーグ優勝に導いた落合監督も独自の哲学を持っている。「オレ流」は選手補強せず、選手の練習メニューは白紙、コーチを信頼し選手とのコミュニケーションを大切にしているそうだ。うまくいかない時もある。そんな時は選手を決して責めない。「一番落ち込んでいるのは当の選手ですからね。打たれようと思って投げているわけでもないし、エラーしようと思ってエラーしてるわけではないですからね。」
野茂英雄投手も彼独自の「トルネード投法」で大リーグでノーヒットノーランを2度達成し、ミスターKの異名を博した。イチロー選手も、「振り子打法」をもってオリックスで活躍した。当初、多くの人からフォームを変えるように言われるが彼は首を縦に振らなかった。芸術のようなバッティングもさることながらイチローの守備もすばらしい。ライトからのレーザービーム送球は度肝を抜かれる。特大のホームランが場外に消えていく大リーグのベースボールの中でイチローの新しい形の野球が世界に認められた。


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