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反省と前進

いい高校、いい大学、いい会社に入ることが必ずしもいい人生目標とは言えない時代になった。そういう意味では「ゆとり教育」は社会に一石を投じただろう。しかし、その中味が充実していなかったため犠牲にしたものが甚大である。国際学力調査の結果からも明らかなように日本は小中学生の学力で世界のトップから脱落してしまった。
確かに日本の教育は高度経済成長に併走するように「知識偏重」路線をひた走った。大人(親)が仕事に追われてなかなか自分の子どものことにかまっておれず学校任せにした。子どもの数も多くて放任的なところもあった。しかし、学校の先生はとりあえず恐い存在でいてくれ、親もいざというときには「先生に言うよ。」というとどんなガキ大将も震え上がったものだ。それだけ教師に対する信頼も親睦もあった。教師もそれに応えるべく生徒の学習面はもちろん生活面もしっかり指導した。
現在は教師の指導力や教科の教授法が問われている。しかし、その前に生徒との信頼感が必要なのではないだろうか。そのためには全力で生徒と正面から立ち向かい、受けとめるだけの覚悟がいる。もちろん親には子どもと向き合い独り立ちさせる義務がある。それを親も教師もどこかで押しつけあっていないだろうか。連帯責任は無責任になっていないだろうか。
子どもの面倒を見るのはモノではダメだ。テレビでもゲームでもパソコンでも携帯でも親の代わりはできない。子どもに部屋を与え、テレビをあてがい、ゲーム機器を持たせ、携帯電話まで持たせ、責任のない自由を無制限に与えてしまった。その結果、子どもたちは親の希望通り素直ないい子どもに育ったのだろうか。逆に今度は自分たちの自由を奪うものなら猛烈に反発し家庭内で暴力をふるったり、部屋に閉じこもったりするようになった。
ここで親も教師も子ども(生徒)に向き合うとはどういうことか反省し教育を与える義務を再認識してみるべきだ。生徒が授業中うるさくても寝ていても携帯でメールしていても放っておくことがふつうになってきた学校の授業風景。図書館や病院、公共の場所で親がついているにもかかわらず騒々しく迷惑な子ども。面倒くさがらずにしっかり注意していくのは大人の義務だろう。最初は子どもに「よかれと思って」してあげていたことが、いつの間にか「することが当たり前」になって、そのうち「してあげなければならない」ことになっていないだろうか。子どもに体よく利用される使用人になっていないだろうか。朝も起こさないと自分で起きることのできない子ども。料理も親がいないと自分で何もしないでいつまでもお腹をすかしている子ども。そういう子どもに対して「ごめんなさいね。」と謝罪する母親。本末転倒も甚だしい。親の子育ては子どもの自立を促すためのものであるはずだ。
自立(巣立ち)とは、自分の足で歩き、走り、自分の目で危険を察知し、回避し、自分の手で食糧を手に入れることだろう。それから自分のパートナーを見つけ子孫を残す。自分でするべきことを親が代わってしては子どもの成長を助けるつもりが裏目に出て、「助長」することになりかねない。最初は手間でも、子どもが自分でできるまで辛抱強く待ちましょう。BAUでは「学習指導は生活指導から」という方針で生徒と向き合っています。挨拶、礼儀、学習に対しての粘り(我慢)など親身になって指導しています。
『好事魔多し』何かを成し遂げるには多くの邪魔が入るものです。せっかく入った高校も気に入らないからとあっさりやめてしまうことが多い。「ゆとり」教育の名の下に手を抜いてきた結果、また好きなことをすることが個性を伸ばすことだと奨励された結果、我慢のできない人間が世の中に大量に輩出されてしまった。我慢ができないから刹那的な快楽や刺激を求める傾向がどんどん強くなってきている。映像やマンガで育った人間は必然的に具体的なイメージを相手から一方的に与えられるから、自分のイマジネーションは乏しくなっていくことになる。その結果が学力の低下でありモラルの低下であり犯罪の増加だろう。

多くの人間が薄っぺらな教育やマスコミなどの影響を受け短絡的思考になってきた。そのうえIT化が拍車をかけた。マスコミのプロパガンダに大衆が踊らされ、ここ数年はバッシング(大衆の個人攻撃)と「自己責任」という言葉が先行した。ブロードバンド化した溢れんばかりの情報はいとも簡単に人の判断を鈍らせ誤らせる。インターネットの情報はすべて正しいのだろうか。とんでもない。かなりの確率で虚偽があると思って間違いない。確かにたくさんの情報が簡単に手に入るようになったが、一方で自分の情報もいとも簡単に外に漏れているということだ。さまざまなところから個人情報が流れ(売られ)犯罪に悪用されている。
オレオレ詐欺、振り込め詐欺、オンライン詐欺、やせ薬詐欺、偽装カード、さらに偽一万円札など人を騙すことに何の罪悪感もなく多くの犯罪が横行している。「騙すより騙される方が悪い。」そんな声が聞こえてきそうだ。
いやな世の中になったものだが、鋭い洞察力で情報を取捨選択し、温かい気持ちで信頼のおける付き合いを大切にしていくことがさらに求められる時代になった。昔ながらの気が置けないご近所づきあい、気ごごろの知れた商店の人たちとの会話、洒落たカフェ、なつかしく美しい風景。街も人間も個性を取り戻したい。


納得するまでの学習BAU福田塾
http://www.baufukuda.com/index.html
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