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自分のやり方で

島では、ネズミはどうして大きくなるのだろうか。それには捕食者の問題があると思われる。島という環境は、捕食者の少ない環境である。おおざっぱな言い方をすれば、一匹の肉食獣を養っていくには、その餌として百匹近くの草食獣がいなければならない。ところが、島が狭くて十匹の草食獣しか養えないとすると、肉食獣のほうは生きていけないという状況が出現する。つまり、島には捕食者がいなくなってしまうわけだ。こういう環境下ではネズミは大きくなっていく。
大陸ではゾウはなぜ大きいのだろうか。それはたぶん、大きければ捕食者に食われにくいからだろう。ネズミはなぜあんなに小さいのだろうか。それも捕食者のせいだろう。小さくて物陰に隠れることができれば、捕食者の目を逃れられる。偉大に見えるゾウも、できれば「普通のサイズ」の戻りたいであろう。ネズミにしたってそうだ。だから、捕食者という制約が無くなるとゾウは小さくなる。そして、ネズミは大きくなって無理のないサイズに戻っていく。-本川達夫「ゾウの時間ネズミの時間」より
人間も動物である限りこの生物学の「島の論理・大陸の論理」にあてはまる。もちろん島国の日本はかつては国民がみな平均的に知的レベルが高く、争いを避ける術を知り、多神教(アニミズム)で自然に逆らわず、無理のない生活レベルで満足してきた。しかし、そこに突如として巨大なトイザらスやスターバックス、マックなどの肉食獣が現れた。これらの肉食獣から身を守るためには「大陸の論理」を実践するしかない。これが企業で言えばM&A(企業吸収合併)によって会社を巨大化させて大陸からの肉食獣に対抗せざるを得ない。いままで幸福に暮らしていたネズミたちはその余波を受けてリストラされて大陸のネズミのように小さくなっていかざるを得なくなった。その「大陸の論理」がいまや島国の日本を駆け回ってすべての分野で影響を与えている。再チャレンジできないほど格差が広がりを見せ始めた。そのうえさらなる「不可解な大陸の論理」も虎視眈々と日本上陸を狙っている。
もともと「島の論理」のあった場所に「大陸の論理」を無理に代入したのだからうまく機能するはずがない。「偽装」「偽造」「粉飾」「疑惑」などの言葉もそれと同時に大量発生した。

戦争で街並みが焼かれ、今度は日本の伝統文化もずたずたに踏みにじられてしまった。時代の変化で済ましてはいけない。そもそもなぜ大陸の肉食獣が島国に出現したのか。それは大陸にそろそろ餌が不足してきたからではないか。7月29日(日曜日)の参議院選挙が行われ与党の大敗北という結果になった。それは小さなネズミたちの反乱である。
日本人はよく個性的でないと批判されてきた。それは島で生活していくための協調性という点においてはやや優柔不断に見えたり、議論を交わして相手をやりこめることが苦手であることが積極的でないと映るかもしれない。しかし、「大陸の論理」が日本中を席巻している姿は退廃的なほど画一化してどこに行っても大店舗だけが目立つ同じような街並みである。それが美しい日本かと聞いてみたくなる。人間も個性的であるようだが実は表面的な服装とかファッションだけがポイントで中身は没個性のかたまりではないだろうか。
今や、地球はどんどん狭くなり、大陸から島の時代へ移りつつある。日本はかつて黄金の島ジパングと言われるほど美しい国であった。日本人は普通のサイズに戻りたいというゾウの本音が分かって、つまり世界を見通して、自分らしく自分のサイズに見合った価値観を発見しつつある。巨大な「大陸の論理」に驚かされて動揺はしたものの日本は自信を取り戻してきていると思う。
巨大な大陸の論理に驚かされた大きな理由はまず相手の言語、文化、習慣などの情報量が不足していたためだ。これからの日本は国際社会の中でコンピュータのIC的な存在を目指すべきだ。そのためには学校教育で英語にとどまらず他の外国語を学ぶ機会を増やして国際理解を深めなければならない。
権力のあるものだけが再チャレンジできる国であっては「私の美しい国」になってしまう。



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